夏の紫外線、年々強くなっているように思います。

小麦色の肌が健康的なイメージだったのはかつてのこと。
今やすべての年代層に紫外線対策は必須です。

紫外線は健康面だけでなく美容にも大敵。
その紫外線対策は春から秋、室内でも必要なんだって知っていますか?。

そのための日焼け止めクリームのSPF値ってなんだろう?。
知らずに過信してしまっていませんか?


紫外線の健康被害

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紫外線は肌表面に活性酸素を発生させます。
その活性酸素は老化、しわや肌能力の低下を招きます。

メラニンの生成にも関係しています。過剰に分泌され、しみの原因に。

日焼け後の乾燥や肌トラブルは年を重ねるごとに深刻になってゆきますね。

眼球も日焼けします、その結果の白内障。
免疫力も低下し、最近では紫外線によるアレルギーも増えています。
毛髪、白髪や抜け毛、深刻なものでは皮膚がんの発症も懸念されています。


紫外線にはA波とB波があるんです

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深刻化している紫外線にはA波とB波があるってご存知ですか?

A波は肌の深部、真皮層まで到達し、深刻な肌の老化を招きます。
この紫外線は、ガラスも通り抜けます。
つまり車内や職場のウインド越しにも影響してしまうんです。
意外と知られていないこわいお話です。

B波は肌表面のトラブルを招きます。
メラニン生成にも関係し、シミの原因、乾燥など。
水ぶくれ状態のサンバーン、白内障や皮膚がんなどの深刻な病気の原因でもあるんです。


日焼け止めクリームSPFとPAについて

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日焼け止めSPFとは
紫外線B波を抑制する時間の単位です。
20分が1単位
SPFが20のものは20分×20=400分  6時間40分は日焼けを抑えられることになります。つまりはSPF50は50×20分=1000分  けれど、16時間以上も日光は照射していませんよね。
それに、せっかく塗ったクリームも汗などで剥がれてしまったら効果も発揮しません。

PA++とは
紫外線A波を防ぎます。+はその効果の値。++は「かなり」、+++は「非常に」、++++は「窮めて」ってニアンスです。

SPFの数値は高ければ肌への負担も大きくなります。
時間的にも日光の照射時間を考えれば高すぎるものは必要ないのです。
むしろ、剥がれてしった時の塗り重ねを注意すべきなのでは。


日焼け止めクリームが必要なのは夏場だけではないんです。
紫外線は春や秋でも夏場の60%以上の紫外線が降り注いでいます。

そしてむしろ夏場より春や秋にトラブルの原因を招いているケースの方が多いのです。

日焼け止めは、3シーズン使用する化粧下地と思って使いこなすのがおススメです。
ちなみに毎日使用するならSPFは25前後、油性のものならエアコンなどで起こる肌の乾燥も防げます。