ディスクワーク、楽な仕事のように思われがち。
けれど決して楽な作業ではないですよね。
長時間の固まった姿勢は筋肉痛やいろいろな健康被害も懸念されます。
    
そして、なにより、眼性疲労と肩こり、ほおっておくと仕事効率も悪くなります。

けれど、デスクサイドでストレッチもあまりみっともいいものではありません。

そこで、はた目を気にせずに済む解消法、ご紹介します。


ツボについて

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ツボは東洋医学でいう「気」が集中するポイント。
東洋医学ではエネルギーの流れを「気の流れ」、流れる道筋を「経絡」といいます。
その経絡の要所、悪い気も集中する治療ポイントがツボ「経穴」です。
鍼灸治療は、気血の流れを良くすることによって健康被害を改善させるもの。
インドのアユルベーダ―でいう「ドーシャ」や中国の「気功法」も気の流れを説いた治療法です。


肩こりに効く、おすすめのツボ3カ所
特に目の疲れと肩こりに効くツボ、自分でケアできるおすすめの3カ所をご紹介。
オフィスや入浴中など、いつでもどこでもリフレッシュできます。

天柱(てんちゅう)

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首の後ろ、うなじの髪の生え際の両サイド。少し凹んだ部分を探ってください。
自自律神経的な様々な症状に効果を発揮する重要なツボ
肩こりや頭痛、眼精疲労、疲労感もすっきり。

合谷(ごうこく)

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手にあります。親指と人差し指の間の筋肉の先端のゴリゴリ。
強く押せばなるほど眼球までつながっていると納得します。
肩こり、眼精疲労、ストレスの緩和にも効果を発揮。

太陽(たいよう)と晴明(せいめい)

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目の両サイド、眼精疲労におすすめのツボです
太陽(たいよう)は眉尻と目尻の中間を少し上がったくぼみ。
目のかすみ、頭痛にも効果的
晴明(せいめい)は眉の内側のくぼみ、目の内側先端です。
目のかゆみや鼻づまりにも効果を発揮します。


その他、様々な効果が期待できます

ひとの身体には足の裏から頭の天辺まで、360以上のツボがあるといわれています。
そのひとつひとつが効果効用に違いがあります。
中には、良く解らないものから、
悩んでいるひとにとってはぜひ取り入れてみたいおすすめなものまで。

・育毛、抜け毛に効くツボ
角孫(かくそん)

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頭部左右、耳を内に折り曲げた上、髪の生え際あたりにあります。
風池(ふうち)

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うなじ、髪の生え際指一本外側(天柱の外側)のくぼみ
頭皮の血行を良くし、髪に栄養を与え育毛効果を促進します

・安眠を助けるツボ
安眠(あんみん)
耳たぶの後ろにある骨の2cm下にあります。
めまいや肩こりにも効果的。
ツボ周辺が硬いと感じたら睡眠不足、充分な休息を必要としています。

・ダイエット効果
副腎・腎臓(ふくじん・じんぞう)

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足裏中央の土踏まず上のあたりに腎臓、その上に副腎があります。
余分な脂肪の燃焼を促進し、老廃物を取り除く効果。


ツボ押しはいつでもどこでもできるから便利、
しかも効果も瞬間に変わると実感できるから不思議です。
さすが、長い歴史に培われた民間療法。
しかも自分でケアできるので費用も掛かりません。
ぜひ、採り入れてみたい健康法なのでは。